浴衣の一生について昔は「はじめは浴衣で着て、そのあとに寝間着になり、赤ちゃんのおしめになって、最後は雑巾にする」とよく聞きます。私は内心、そうは言うけど今の時代そんなことする人いないって!と思っていました。

でも実際に数回着た浴衣を触るとなんとも柔らかい…。
あぁ!これは赤ちゃんの肌にはとても優しい状態の生地質だ!と感じました。
大人が数回着ることで木綿はどんどん腰が無くなる事によって柔らかくなり肌触りがよくなっていきます。
新品ばかりの肌触りに慣れている私たちにとって使い込んだ柔らかさは却って新鮮です。
聞いたことはあるけど、実際に体験するのとでは違う感動があるものですね。

そうして着回して変化していった布は赤ちゃん用へと役割をバトンタッチされて行くのでした。
まるで赤ちゃんが食べやすいように咀嚼して食べ物与えるのと同じような感覚だと気付きました。
一番風呂より二番、三番の方が水質が柔らかくなるように。布も同じなのかもしれません。
物を大切に扱う一方で、母が子を思う気遣いの順序があったことに気が付きました。
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平成20年の第54回目の『宮城県・鳴子の全国こけし祭り』のポスターです。
この寸足らず感、まん丸のほっぺに浴衣姿。これぞ日本の童って感じですね。
たまんない…ですね、この可愛らしさ!