こんにちは!浅草で着物の仕立て屋をしております!
1976年の魚座生まれです! 着物の仕立て屋になる前に、和洋女子大学の被服学科で和裁を習いました。 この大学では世界の手芸から洋裁、和裁、日本刺繍などとにかく技術重視でしたので ここまでやると勿体なくて仕事にしてしまいました。 その後も職人ってカッコイイという思いこみでひたすら修行に励みましたが、 ふと気づけば貧乏一直線の始まりでした。職人を目指す方、お気をつけて! 卒業後都内の仕立て屋にて5年間修行ののち、台東区浅草にて仕立て屋工房を始めました。
主に取引先は台東区。浅草で仕立て屋をしている楽しさは、男物の種類の多さでしょうか。
印半纏から893さんの作務衣まである意味、命がけの緊張感が味わえます。 取引先は呉服屋さんの他に洗い屋さん、下町ならではの芸人さんやお師匠さん芸能人などの仕立ても担当しています。自分が仕立てた着物を高座や舞台で拝見すると、なんとも言えない感動があります。最近は、個人のお客様が増えてきて、初めてのオーダーにここを使ってくれる人もいて嬉しい限りです。
呉服屋さんからのご紹介で和裁に興味津々な芸大生をご紹介され、4人集めて浴衣作りをしたのがお教室の始まりでした。口コミとブログで徐々に人数も増えていき、生徒さんとも気心の知れた仲になり楽しくこちらも学ばせていただいています。
和裁教室での私の夢は「自分の箪笥の中の古着や反物を、自分でリメイクできるようになる」というものです。母親や祖父母からもらったいい物を仕立て直して着てみる事ができれば、あげた人も縫った人も着た人も、みんな幸せだと思います。
言うなれば和裁は美しく装うための技術ですよ!なので「縫ったら着たい!すぐにでも!」ということで、毎年浴衣を着て遊べるイベントを用意して写真撮影もしちゃいます。これで今年の夏は大満足です!ついでに冬には勝手に成人式をやってます。世間様にはお許し願いたく、振袖を着てコッソリ室内で大はしゃぎしています!
縫っている間も夢を見ながら、そして装う時もまた夢を見ているようです。着物ってそんなパワーがありますね。今年から着物を着て楽しむ小粋な遊びを計画中です。着物を仕立てる女は、イイ女にも仕立て上がるのですよ、1107企画をお楽しみに★
★2007年「季刊きもの」 秋号・冬号
2007年の夏に繊研新聞社さんが発行している「季刊きもの」に私のお教室が記事になりました。それぞれの生徒さんがなぜ和裁教室に通うようになったかを取材されました。ところで、この本が出来上がってウキウキしてページを開くと、そこには・・・「あるひなびたビルの一室」と密かに気にしている事が容赦なく出だしにかかれておりました(笑)。その後、この記事が好評だったとのことで(←ほ、本当でしょか?!)、冬号の取材にも来られました。取材の方がお持ちくださった鯛焼きについ目がくらみ、すっかり「ひなびたビル」のことを問いただす事を忘れてしまいました。 ★2008年春号の「七緒」 プレジデント社の出版している「七緒」さんから仕立て屋としてのアドバイスが欲しいとご連絡がありました。P76〜81の"バラバラ袖の救世主を探して三千里"という記事で、ウソツキ襦袢の袖丈直しを指導しました。そしてわけもなく、着付けをさせられモデルまでやり、私もすっかりその気になって楽しいロケでしたが、 出版されてページを開くと、案の定、顔がカットされていました。 ●2008年7月9日のNHK「首都圏ネットワーク」に出演しました!● 7/7(月)にお教室を取材され、なんと7/9(水)には番組に生出演してきました! 「なぜ浴衣を縫いたいのか」を実際に縫いあげるまでを取材され、最後にスタジオで浴衣披露をしました!NHKさんは2時間半丁寧にお教室を取材され、スタジオではとっても親切にされて感激しました!生徒さん達といい記念になりました! ★★★★ そんな元気いっぱいの仕立て屋です、よろしくお願いいたします!! |