お教室の様子
ダブルガーゼができる事
ダブルガーゼの可能性は無限大…というのは大げさかも知れませんが、相当幅広いです。晒木綿一反あれば、台所、医療品、妊婦さんから赤ちゃんまで実用的な用途が多い一方で、ふんわり肌触りの良いガーゼ手ぬぐいは、柔らかい肌の赤ちゃんにピッタリです。肌着やスタイ、帽子、おもちゃ、などなど縫い目も柔らかい”手縫い”が一番適している素材ですね。和裁教室では練習用の練習はせず、基礎縫いや布の始末の仕方を覚える為に、こうした赤ちゃん物を作ることをお勧めしています。そして誰かの為に縫うときは「玉止めが肌に当たらないように裏側にしよう」とか「何度も洗濯した時に縮まないように水通しをしておこう」とか、素材に合わせた扱い方を学ぶのでとても勉強になります♪
~生徒さんの感想~
肌着はめちゃめちゃ着ました!丈が短かったので、下にブルマ履かせて着てました❣️冬に下着としても着れます!あと、スタイも今、離乳食時に大活躍中です!食べ物汚れもすぐ洗えばすぐ落ちるし、すぐ乾くし、サイズがとても良いです🧡
zoom猫さん
オンラインレッスンをしてみて、色んな楽しみ方があることに気づきます。嬉しいのは、それぞれの生徒さんのご家庭のメンバーと会えるという点にあります。旦那さんが会話に参加してくださったり、お子さんが顔を出してくれたりすると「大きくなったなぁ」なんて成長を感じることができます。
そしてオンライン中に特に容赦なくゲスト出演してくれるのはネコさんたちです。これを作業中の人にとっては「ネコ・ハラスメント」と呼ぶそうですが、画面の向こう側の人達にとってこれが束の間の癒しになったりします🐈
どう考えても、カメラがどこにあるのかを把握しているイカ耳と立ち位置です(笑)またレッスン中に突然のネコハラがあるのを楽しみにしています(笑)
~生徒さんからのコメント~
猫さんの手を借りながら(笑)いつもzoomでのワークを楽しんでいます❣️ 縫うことに集中したり、おしゃべりをしたりと、コロナ禍でも人とのつながりを感じられる大切な時間です。
産着とトッポンチーノ
2020年の春からオンラインに切り替えて、1年と9カ月が過ぎようとしています。
その中でも皆さんの素敵な作品がいくつか仕上がっていますので、これから少しずつ紹介できたらと思います。
和裁教室では妊娠中の10ヶ月を有効に使って、新生児のためのグッズを手縫いで準備するお手伝いをしています。その中で特におすすめしたいのはこの「トッポンチーノ」です。
トッポンチーノとはイタリア語で「小さなお布団」を意味します。この写真のように、赤ちゃんがギリギリ収まる程の大きさでそのまま移動させることができるのでとっても便利です。なによりも手縫いで縫い上げる間にお母さんの匂いがつくことで、この布団で寝かされる赤ちゃんはお母さんを感じてよく眠られるようです。また赤ちゃんは抱っこしているとスヤスヤよく眠っているのに、布団におろすとすぐに目を覚ましてしまう事が多いのですが、トッポンチーノごとお布団やベビーカーや誰かの腕の中に置いてあげる時もスヤスヤと寝続けてくれます♪
ちなみに今回は、内側の綿も表の木綿もオーガニックコットンを使って、飾りはお好みで手縫いで仕上げました。この赤ちゃんは、夏に生まれたので楊柳(クレープ)素材のコットンで産着も準備しました。待ちに待った元気でかわいらしい女の子が誕生しました!
~生徒さんの感想~
トッポンチーノですが、大活躍でした!本来の使い方とは少し違いますが、日中にリビングで過ごす時は3.4ヶ月までずっとトッポンチーノの上に居ました👶🏻産着は、実のところ、暖かい時期に生まれたのもあって、退院して帰ってきた日に着てみただけでしたが、産まれたてでダボダボで着てたのは可愛かったです♪